歯車・杖



グローバルな知的財産権制度への挑戦:英国から見た将来の見通し
― 特許制度は現状の形のままで生き残れるのか? ―


 当協会では、英国知的財産庁イアン・フレッチャー(Ian Fletcher)長官の来日に合わせて、フレッチャー長官をお招きしてご講演頂くことになりました。

 英国では、2007年4月に従来の「英国特許庁」を「英国知的財産庁」(UK Intellectual Property Office(UK-IPO))と名称変更し、新設の「イノベーション・大学・職業技能省」(Department for Innovation, Universities and Skills; DIUS)の傘下にする等、大きな変革の中にあります。

 フレッチャー長官には、主題「グローバルな知的財産権制度への挑戦:英国から見た将来の見通し」、副題「特許制度は現状の形のままで生き残れるのか?」についてご講演頂きます。

 本セミナーは、英国における知財政策を理解する良い機会となりますので、多数の皆様にご出席を頂きたく、ご案内申し上げます。



1.開催日時 平成20年8月27日(水) 14:00〜15:30
2.場   所 尚友会館 8階会議室
東京都千代田区霞が関3-3-1 電話03-3580-4662
地図
3.講演者: イアン・フレッチャー氏(Mr.Ian Fletcher)
英国知的財産庁長官
4.使用言語 英語(英語−日本語の逐次通訳付)
5.参 加 費

会員:3,000円(会員以外:5,000円)
※お支払いは、当日受付にて申し受けます。

6.定   員 50名
7.申込方法 下記申し込みフォームから必要事項をご記入の上お申し込み願います。
 なお、会場の都合により、定員になり次第締切らせて頂きますので、予めご承知おき願います。

<開催報告>
講演内容:
国際的な需要の高まりについて
世界の特許出願件数、米国特許商標庁出願件数、各国特許庁での重複審査件数を紹介
特許における問題点
特許出願の急増:20年間で90%増
 重複審査件数:2ヶ所以上が24%、4ヶ所以上が10%
 新興国からの需要増加
 出願人の戦略変化 (防御的ポートフォリオの構築)
世界の特許出願件数は推定500万〜1,000万件で、さらに増加中
米国特許商標庁では100万件以上
何が問題となるか?
誰が審査期間遅延の影響を受けるのか?
特許バランス
可能な解決策
WIPOの改革
地域的な改革− COMPAT(Community Patent)
相互認証
相互認証への障害
質の確保
 質の確保
 PPHやPCT、業務の外注など、信頼構築を促す既存イニシアティブの存在
実体法の相違
著作権
多くの利用者が著作権制度を理解しておらず、かなり軽視しているように思われる。
結論
特許制度は現状の形のままで生き残れるのか?
特許制度が現状のままで存続し、権利者と公益のバランスを維持すべきものであるならば、答えは「No」
早急なグローバル・アクション(改革)が必要である
等についてご講演頂いた。



 本セミナーには、60人を超える大勢の参加者にお集まり頂き、終了時間間際まで質疑応答も活発に行なわれ、成功裡に終了した。


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