AIPPI・JAPAN 米国知財セミナー
「米国のプラクティスにあった米国出願戦略、出願手続きの解説及び演習」
当協会では、今泉 俊克 氏(米国弁護士 IMAIZUMI IP LAW, PLLC)をお迎えして標記テーマに関するセミナーを開催致します。講義内容につきましては以下を予定しております。
本セミナーでは、米国出願手続きに必要な法律、判例、米国特許庁の施行規則等のルールについて解説するとともに、そのルールが適用される事例を使い演習を行うことにより、そのルールの理解を深め、また米国出願戦略のヒントを提供することを目的としています。
本セミナーでは、主に、米国出願時のクレーム、明細書、図面の形式、IDSの手続き、発明者の特定の仕方等、米国出願でしばしば問題となるトピックを中心に取り上げます。
特に米国出願時のクレームに関するトピックでは、特許として保護されうる発明(対象)についてのルールを確認したAlice Corporation最高裁判決およびその後の判例に基づくクレームドラフティング、ミーンズプラスファンクションクレーム、記載不備で拒絶されるクレームの文言等に関する問題を取り上げ、どのようにクレームをドラフトすれば無用な拒絶を回避でき、戦略的に権利化できるかについて解説し演習を行います。
明細書、図面の形式に関するトピックでは、明細書における望ましくない表現の問題、出願時の米国特許庁料金システム(出願料金に関係するクレーム数のカウントの仕方等)、あるいは、拒絶を受けない図面における図番や符号の書き方といった形式的なルールを取り上げます。
また、IDSの手続きに関するトピックでは、どのような情報を米国特許庁に提出すべきか(あるいは、提出すべき情報を提出しなかった場合、どのようなリスクがあるか)、またIDSを米国特許庁にいつ提出すべきかといった問題について取り上げます。
最後に、発明者の特定に関するトピックでは、米国出願における発明者の特定の仕方、正しい発明者を特定しなかった場合のリスク等について解説し演習を行います。
米国出願時に必要な基本的な知識を習得したい方、米国出願手続きの知識を深めたい方、あるいは米国出願戦略(社内ルール)を検討されている知財部のマネージャーの方々にも受講いただけるセミナーです。また、特許事務所にご勤務の方で米国特許実務に携わっておられる皆様にとっても非常に有意義な内容となっております。多数の皆様にご出席を頂きたくご案内申し上げます。
ダウンロードファイル | 20160519 seminar |
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