当協会では、世界の主要各国にオフィスを持つホワイト＆ケース法律事務所の弁護士をお迎えして、下記セミナーを開催することになりました。

1）　Update of US Patent Reform　（David Tennant 氏）

米国特許法改正の動向：USPTOはAIA (America Invents Act)の施行に関してフェーズ2の新しい発表を行いました。この中には、”補足審査、特許付与後のレビュー、当事者系レビュー及び特許審判部での審理”があります。このフェーズ2は今年の9月から施行されます。今回のセミナーではこれ等の新しいルールについて実務的で有効的な対応方法を紹介致します。

2）　Section 337 Update　　（Shamita Etienne-Cummings 氏)

ITC判決の最近の動向について紹介します。最近の傾向としてITCが調査開始を決定する件数が増加しています。これ等は何を意味し、皆様にどのような影響があるのか紹介致します。

3）　Recent Developments in U.S. Patent Law - U.S. Supreme Court and Federal Circuit　　（Jack Lever氏）

米国の最高裁及び知財高裁の最近の判決例の中から主なものを紹介します。

4）　The Basic Economics for Patent Infringement Damage Calculations for US Patent Litigations　　（森 信夫 氏）

米国特許訴訟における損害額計算についての経済指標について解説致します。

5）　Protecting IP with Non-compete Obligations Under Japanese Law　　（荻原 雄二 氏)

知的財産権の保護と競業避止義務との関連性について解説致します。

6）　US and Japanese Legal Issues of Social Networking Service　　（内藤 裕史 氏)

日米のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に関する法的問題について解説致します。

7）　IP Due Diligence in Cross Border M & A Transactions Involving Japanese Companies　　（David Case 氏)

日本企業が直面する国際的なM&Aにおける知財の取扱いに関する注意事項について紹介致します。

等々、このセミナーは、最新の日米の知財事情全般に関する法律及び実務を具体的に知る非常に良い機会ですので、多数の皆様にご出席頂きたく、ご案内申し上げます。

※当協会は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けていますと共に、本セミナーについても外部機関研修として申請中ですので、6.5単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号と共に予め事務局までお申し出下さい。セミナー終了後、証明書をお渡しします。