いわゆるBRICS諸国の一つとして、ブラジルは確実な経済的成長を遂げてきています。
いまや世界における多くの企業が、ブラジルの動向に注目し投資や知的財産の保護について関心を寄せる中、ブラジル市場における優位性を確保するためには、最新の知的財産情報を随時入手し、知的財産戦略をたてていくことが賢明です。
しかしながら、地理的・言語的要因等によりブラジルにおける特許・商標制度の概要や手続詳細、審査基準、訴訟制度等、知的財産制度に関して、わが国にいながらにして入手できる情報量は限られているというのが現状です。
そこで、当協会では、ブラジル最大の知的財産事務所であるDannemann & Siemsen法律事務所から3名の弁護士をお迎えして下記によりセミナーを開催致します。

このセミナーでは、

1) 基調講演：ブラジルの特許制度について
　　下道 晶久氏（青和特許法律事務所 弁理士）

2) ブラジルの特許制度の現状
　　Bruno Holfinger氏（Dannemann & Siemsen法律事務所 弁護士）

3) 基調講演：ブラジルの商標制度について
　　外川 奈美氏（青和特許法律事務所 弁理士）

4) ブラジルの商標制度の現状
　　Filipe Cabral氏（Dannemann & Siemsen法律事務所 弁護士）

5) ブラジルの訴訟制度（特許・商標・並行輸入）の現状
　　Joaquim Goulart氏（Dannemann & Siemsen法律事務所 弁護士）

等についてご講演頂きます。

本セミナーは、ブラジルにおける特許・商標保護及び訴訟制度の最新事情について具体的に理解を深め、実務に役立てる良い機会となりますので、多数の皆様にご出席を頂きたくご案内申し上げます。

※当協会は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けていますと共に、本セミナーについても外部機関研修として申請中ですので、3.5単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号と共に予め事務局までお申し出下さい。セミナー終了後、証明書をお渡しします。