セミナー・講演会のご案内

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AIPPI・JAPAN知財セミナー
「欧州、米国、カナダにおける特許の最新情報」


当協会ではスウェーデンのStröm & GullikssonよりErik Bolmsjo 氏(欧州特許弁護士)、米国のMAXON よりJustin Kim 氏(米国特許弁護士)及び、カナダのBenoît & CôtéよりFrance Côté 氏(カナダ特許弁理士)の御三方をお迎えして標記セミナーを開催致します。
講演内容は、次の通りです。


1.欧州
EPOに対する情報提供と異議申立について
【講師】Erik Bolmsjo 氏(Ström & Gulliksson:欧州特許弁護士)
欧州特許条約(EPC)では、係属中または付与後の特許クレームの有効性について、第三者が異議を申し立てることができます。講演では、利用できる手続きとして、審査段階(付与前)における第三者の情報提供と、異議申立(付与後)について紹介します。また、期限、タイミング、料金といった実務的なポイントとともに、想定される申立理由、その乗り切り方、最適な戦略の選び方についても紹介します。


2.米国
USPTOの当事者系レビューに耐えられる特許について
【講師】Justin Kim 氏(Maxon Law Group:米国特許弁護士)
当事者系レビュー(IPR)を申し立てられた特許権者が目指すべきことは、審理開始の阻止です。IPRが開始された割合は、2013年度から2017年度までの平均で72%です。開始されると、対象となったクレームの81%が特許性を否定されます(PTAB 2018年1月のデータ参照)。言い換えれば、IPRを乗り越えられるクレームは19%にすぎないということです。講演では、特許権者の視点で、予めIPRを開始させないようにするための特許出願の作成、ドラフティングおよび権利化についての戦略上のアドバイスを、①IPRに備えた先行技術調査、②IPRに備えた明細書およびクレームのドラフティング、③IPRに備えた権利化、という3つの段階に分けて紹介します。


3. カナダ
ビジネス方法/ソフトウェア関連発明の特許取得に関するカナダと米国の比較
【講師】Natalie Raffoul 氏(Clancy P.C. + Brion Raffoul:カナダ特許弁理士)
カナダにおけるビジネス方法/ソフトウェア関連発明の特許取得との関連で、カナダ特許法の第2条に定める「特許可能な主題」について概説します。また主要な判例法として、カナダ連邦控訴裁によるAmazon事件の判決や、カナダ知的財産庁の運用に関する最新の通知におけるガイダンス、特許審判廷による最近の審決などを紹介します。米国における特許可能な主題(特許法第101条)との比較については、Alice v. CLS事件の最高裁判決やその他の重要な事件を踏まえて説明します。また、特許の権利化における戦略についても紹介します。


本セミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方で欧州、米国、カナダの特許実務に携わっておられる皆様にとって、最新情報を具体的に知る非常に良い機会ですので、多数の皆様にご出席頂きたく、ご案内申し上げます。


※一部講演内容が変更となりましたため関係者の皆様にご連絡いたします。

カナダのBenoît & Côté事務所の弁理士France Côté 氏が緊急の止むを得ない事情により欠席となりましたため、代わって同国Clancy P.C. + Brion Raffoul事務所からNatalie Raffoul 氏が登壇することになりました。

これに伴い、先にお知らせをしていたカナダのトピックも変更となります。


(旧トピック)
カナダ特許に特有な状況とその対応について
【講師】France Côté 氏(Benoît & Côté:カナダ特許弁理士)
カナダにおける二重特許の問題についての概要を紹介するとともに、異議申立、再審査請求および訴訟における戦略上の影響と要件について説明します。


(新トピック)
ビジネス方法/ソフトウェア関連発明の特許取得に関するカナダと米国の比較
【講師】Natalie Raffoul 氏(Clancy P.C. + Brion Raffoul:カナダ特許弁理士)
カナダにおけるビジネス方法/ソフトウェア関連発明の特許取得との関連で、カナダ特許法の第2条に定める「特許可能な主題」について概説します。また主要な判例法として、カナダ連邦控訴裁によるAmazon事件の判決や、カナダ知的財産庁の運用に関する最新の通知におけるガイダンス、特許審判廷による最近の審決などを紹介します。米国における特許可能な主題(特許法第101条)との比較については、Alice v. CLS事件の最高裁判決やその他の重要な事件を踏まえて説明します。また、特許の権利化における戦略についても紹介します。


既に参加申込みをしていただいている皆様には、開催直前の変更とご連絡となりまして、心よりお詫び申し上げます。
また、ご参加を検討される皆様におきましては、まだ席に空きがございますので奮ってお申込みください。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております。






※当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けています。本セミナーは、外部機関研修として申請しており3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号を予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認くださいませ。セミナー終了後、証明書をお渡しします。


1.開催日時:平成30年4月13日(金)13:30~17:00


2.会場:金沢工業大学大学院 虎の門キャンパス13階 1301講義室

 (東京都港区愛宕1-3-4愛宕東洋ビル)
 (地図) http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm


3.講演者:

Erik Bolmsjo 氏(スウェーデン、Ström & Gulliksson、欧州特許弁護士)
Justin Kim 氏(米国、MAXON Law Group、米国特許弁護士)
Natalie Raffoul 氏(カナダ、Clancy P.C. + Brion Raffoul、カナダ特許弁理士)


4.使用言語:英語→日本語(逐次通訳)


5.受講費:会員5,000円(会員以外の方10,000円)
※お支払い:当日受付にて現金でのお支払いとなりますのでご注意ください。
※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。
※代理参加:個人会員の方から代理者を参加させる旨の申し入れがあった場合は、代理者の会員受講費での参加を認めます。参加申込書には参加される方(代理者)の情報をご記入下さい。また、個人会員の方の氏名を参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にご記入下さい。例)会員○○○○の代理

※金沢工業大学大学院の教員、学生の方々は、上記会員受講費(5,000円)で受講頂けますので、参加申し込みフォームの「その他ご要望等」欄にその旨をご記入下さい。


6.定員:65名




ダウンロードファイル 20180413

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参加のお申し込みは、各セミナー及び講演会専用の申し込みフォームから、必要事項をご記入の上、お申し込み願います。
お申し込みいただいた方には、フォームに記載されたメールアドレスへ受付メールが送信されます。
※受付メールには受付NOが表示されております。

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セミナー事務局 (電話:03-5839-2559(直通)/FAX:03-5839-2686)
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