講演内容が一部変更になりましたので、当該変更点をご連絡致します。講演項目について、「３．OFFICE ACTIONから　　みた中国特許出願の留意点」を割愛し、「４．中国商標法第3回改正に関する概要説明及び改正による実務上の留意点」を追加致しました。それに伴い、テーマについても、「中国において特許・実用新案を戦略的かつ効率的に出願・権利取得するための留意点及び中国商標法第３回改正に関する概要説明及び改正による実務上の留意点」と変更となりました。以下ご参照下さい。

当協会では、林達劉グループ・北京林達劉知識産権代理事務所から、所長の弁理士・劉新宇先生及び元中国商標局審査処長で現商標部顧問の弁護士・劉和珍先生をお迎えして、標記テーマに関するセミナーを開催致します。
講義内容につきましては以下の項目を予定しております。

１．中国における特許・実用新案の出願、審査の現状
最新の統計データに基づく特許・実用新案の出願・審査状況を解説します。
２．日本とは異なる中国実用新案出願の利用
発明特許と比較して、中国の実用新案の進歩性の判断基準は低く、保護対象の制限もあり、権利付与までにいろいろな問題が提起されています。その点に鑑み、ここ数年の実用新案に係る無効審判や訴訟判例における進歩性や保護対象の基準について分析します。
３．中国における訴訟状況及びその傾向（特許、実用新案及び意匠）
中国の近年の特許侵害訴訟の件数などの現状を紹介し、行政摘発制度と比較することで、そのメリット、デメリットを説明し、かつ日本の裁判制度との相違点から、日系企業がとるべき留意点について説明します。
４．中国商標法第3回改正に関する概要説明及び改正による実務上の留意点
中国改正商標法が、去る8月30日中国の全人代常務委員会会議で可決され、2014年5月1日より施行されます。              そこで、改正商標法の主な改正点を紹介し、その変更により、日本企業がとるべき実務上の留意点、及び今後の商標権取得や商標保護などに関する対応策について説明します。

今回のセミナーは、企業知財部や特許事務所にご勤務の方で中国の工業所有権に関する実務に携わっておられる皆様にとって非常に有意義な内容となるものと思われます。多数の皆様のご出席を頂きたくご案内申し上げます。

【協賛】
　金沢工業大学大学院