当協会では、中国・北京の隆天国際知識産権代理有限公司より、向　勇（シヤン　ヨン）弁理士、聶 寧楽（ニエ　ニンラ） 弁護士・弁理士をお迎えして、下記セミナーを開催することになりました。

1. 中国特許法における明細書の記載要件の審査・審判実務と対応策
　　（聶 寧楽 氏）

中国特許法の規定に基づく明細書の記載要件（サポート要件を中心）について、最新判例（審決取消訴訟）を踏まえ、出願人が留意すべき点などを、わかりやすく説明するとともに、中国特許権利化実務において記載要件の許容ラインを示す事例、記載要件違反による拒絶を回避するための方策（出願時、拒絶時）などについて解説いたします。

2. 中国特許法における補正実務及び最近の変化
　　（向　勇 氏）

最近の中国特許権利化実務において、審査中の補正の厳しさを実務者が痛感しています。しかしながら、中国最高人民法院は、今まで厳しかった補正の制限について一連の緩和方向の判決を下しました。本セミナーでは、今後どのような方向に進むのかについて検討するとともに、補正要件の判断に係る事例、新規事項であるとの拒絶を回避するための方策（出願時、拒絶時）などを解説いたします。

このセミナーは、中国における明細書の記載要件、補正の実務を中心に実務を具体的に知る非常に良い機会ですので、多数の皆様にご出席頂きたく、ご案内申し上げます。

※当協会は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けていますと共に、本セミナーについても外部機関研修として申請中ですので、3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号と共に予め事務局までお申し出下さい。セミナー終了後、証明書をお渡しします。