セミナー・講演会のご案内

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AIPPI・JAPAN米国特許セミナー(対面式)
「Amgen判決後にバイオサイエンス特許権者が考慮すべき戦略的考えと、営業秘密法を活かす為のハイレベルな戦略とpractice tips」
※※申し込みを締め切りました※※

※※申し込みを締め切りました※※

当協会では、ポールヘイスティングス法律事務所・外国法共同事業 (東京オフィス)より 小澤 享太郎 氏をお迎えして、標記テーマに関するセミナーを開催致します。
講演内容につきましては以下の項目を予定しております。


1.開催日時:2023年9月14日(木)13:30~17:00

2.開催方法:AP新橋 5階 Jルーム
住所:東京都港区新橋1-12-9 新橋プレイス
電話:03-3571-4109
地図:https://www.tc-forum.co.jp/ap-shinbashi/access/


3.講演者ポールヘイスティングス法律事務所・外国法共同事業  
小澤 享太郎 氏(米国ニューヨーク州弁護士・外国法事務弁護士・東京オフィス 訴訟部アソシエイト)

4.内容:
(1) バイオサイエンス特許のreissue, reexamination, claim construction : Amgen v. Sanofi判決後、考慮しておくと為に成る三つのpost-issuance過程
本年5月に、米国最高裁判所はenablement requirementを対象としたAmgen v. Sanofi判決を下し、ハッキリと以下のkey holding(判示)を米国特許法に刻み込みました:「the specification must enable the full scope of the invention as defined by its claim」。則ち、「クレームされた発明の全範囲を、明細書が実施可能にする必要がある」。実質的には、enablementに関する法が「修正」された訳では決してありません。何せ、特許事件を扱う唯一の高等裁判所で在るFederal Circuitは、全く同じ事を、長年に渡って特許権者に要求して来た「歴史と背景」がありますから。とは言え、最高裁がFederal Circuit のholdingを確認・且つ支持した事に因って、今後は「enablement観点からして、行使されたクレームの範囲が広過ぎるのではないか?」という問いが、あちらこちらの地裁で激しく争わられる可能性が大幅に上がりしました。そこで、特に考慮しておきたい点が一つあります。現在、出願中のproposedクレームに於いては、「クレーム範囲が広過ぎる」と見なされるモノに対しては、その範囲をprosecution過程を介して補正し、狭める事が出来ます。しかし、「広過ぎる」既存クレームに対してはどう対処・対応すれば良いのか?本セミナーでは、この後者に当たる「広過ぎる」既存クレームについて、reissue、reexamination、claim construction過程等も含めて、様々な論点を取り上げます。

(2) 「営業秘密」という、知財戦略に於いての置き去りがちな「奇貨居くべき」武器』
営業秘密を有効に活用するには、それなりの労力と時間を費やす必要があります。「営業秘密」とは徹底且つ継続的に維持された「管理(management)」系体を実施して、初めて「価値」を見出す知的財産権です。それ故に、営業秘密をmanageする作業は、時には「面倒くさい事だ」と位置付けられてしまい、置き去りにされがちな傾向があります。しかしそれはかなり勿体無い事です。
「勿体無い」と言えば、歴史好きな私は或る諺を思い出します。「此奇貨可居(これ、奇貨居くべし)」。いわれ、「現時点では、その価値はそう高くない様に見えるが、今からそれに投資しておけば、後に大いに利益を生む見込みがあるモノ」、こう現代語に訳しても、まず差し支えはないでしょう。そして、この二千年以上も前から伝わって来た諺は、当に米国法を踏まえての「営業秘密」に当て嵌まると思います。本セミナーでは、先ず始めに、米国法に於いての「営業秘密とは何か?」を概要的に紹介し、その足場を基に、「何故、営業秘密は、奇貨居くべき武器」かについて、訴訟弁護士の観点を以て、ディスカッションを繰り広げて行きます。
 
本セミナーは、企業知財部や特許事務所等において米国特許実務に携わっておられる方々にとって、非常に有意義な内容となるものと思われます。多数の皆様のご出席を頂きたくご案内申し上げます。


5.使用言語:日本語

6.受講費:会員:無料   非会員:8,000円

7.定  員:50名

8.申込方法:下部お申込みボタンより必要事項をご記入の上お申込みください。
 会場の都合により、定員になり次第締め切らせて頂きますので、予めご承知おき願います。
※2023年9月11日(月)までにお申し込みください。

※法人会員の方:法人会員につきましては、3名様までは無料で受講いただけますが、4名様から非 会員と同じ受講費を適用させて頂きますので、ご注意ください。

※お支払い:当日受付にて現金でのお支払いとなりますのでご注意ください。

※キャンセル:キャンセルの場合は前日までにご連絡ください。
当日のキャンセル及びご連絡がなくご欠席の場合は会費を請求させていただきます。


【ご注意】
2022年度より、会員は無料となりましたが、非会員の方は引き続き有料となります。
つきましては、お申込みフォームに必要事項をご記入する際には「会員/非会員」の選択を間違えないようにご注意ください。

当協会は、弁理士会継続研修の認定外部機関として認定を受けていますと共に、本セミナーについても外部機関研修として申請中ですので、3.0単位が認められる予定です。ご希望の方には受講証明書を発行致しますので、申込の際、弁理士登録番号と共に予め事務局までお申し出下さい。なお、弁理士登録番号と登録のお名前に相違がございますと、単位認定手続きが却下されてしまいますのでご確認ください。セミナー終了後、証明書をお渡しします。

☆セミナー中の写真を撮影して報告書等で使用することがございますので、予めご了承ください。
☆セミナー当日は、受講券(自動返信メールのコピー)を受付にお見せください。

※ 参加申込み及び本セミナーに関するお問合せは、下記へお願いします。
一般社団法人 日本国際知的財産保護協会 セミナー担当:岩井/田島
TEL:03-5839-2559/FAX:03-5839-2686

 
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セミナー及び講演会の申し込み方法

参加のお申し込みは、各セミナー及び講演会専用の申し込みフォームから、必要事項をご記入の上、お申し込み願います。
お申し込みいただいた方には、フォームに記載されたメールアドレスへ受付メールが送信されます。
※受付メールには受付NOが表示されております。

セミナー、講演会に関するお問い合わせ

セミナー事務局 (電話:03-5839-2559(直通)/FAX:03-5839-2686)
までお願いいたします。

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